起業して経営を上手く進めるための考え方
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
『起業したい気持ちは強いけど、経営が上手くできるか心配』
『起業して失敗したときのリスクばかりを考えてしまって行動できない』
『すでに起業しているけど、先行きに不安しかない』
起業に憧れを抱いている方や起業するために行動している方もいらっしゃるでしょう。私自身も起業した身として、起業後に「こんなはずではなかった」と後悔する方を減らしたいと思っています。
そこでこの記事では、起業して経営が上手くいくための考え方などについて、開業から経営をサポートする長崎県佐世保市の翔彩サポート、代表の広瀬が解説します。ぜひ最後までご覧ください。弊社は、初回の無料カウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください。
起業して経営が上手くいくための考え方

誰だって起業するときは、分からないことだらけで始めることが多いと思います。経営のことをすべて理解してから起業する人なんていません。
経営という仕事に携わってから約10年、経営に答えなんてない。と思っています。
それは、経営者が皆、起業した時の環境や業種、持っているリソースすべてが一緒なんてありえないからです。違った環境だからこそ、自分自身の答えを探す道を歩んでいくしかないのです。
起業してから経営を上手く進めていくためには経営者としてやるべきことがあります。それは、主に以下の3点です。
- 経営の勉強を続けること
- 正しいお金の使い方をすること
- 信頼のおける相談者を隣に置くこと
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
経営の勉強を続けること
経営は終わりのない勉強が必須です。自社の専門分野を追及していくことと同じくらい経営についても追及していくくらいの覚悟が要ります。起業して10年以内に倒産することがほとんどの時代ですので、その10年間を生き抜くことが大切です。その間に多くのことを経験するので、10年を超えてくると智恵もついて倒産しにくくなります。
まずは、学ぶために経営の先輩方や書籍から得られる情報をインプットしたり、新しい経験をすることから始まります。多くの経営者がインプットだけで終えてしまいがちなので、自分からアウトプットすることに重きを置くようにしましょう。
失敗を恐れずドンドン挑戦して見て欲しいと思います。失敗から学ぶことが多いのが経営です。
正しいお金の使い方をすること
お金を使うときに何となくの気持ちで使うことを辞めましょう。
仕事が安定して入るようになり、生活に余裕が出て来たら、食事などの消費してしまうことに使うお金が増えてしまいます。消費のお金を増やしてしまったら、後でその費用を減らすことが難しくなります。
また、セミナーに参加するにしてもその投資を行うことで自社のサービスに落とし込んで、マネタイズできなければその投資は失敗です。セミナーに参加して新しい知識を学べることで満足するのはサラリーマンまでです。
信頼のおける相談者を隣に置くこと
起業してからドンドン挑戦していってほしいと思いますが、起業当初に挑戦して落ち込んでしまう人を多く見てきました。ミスをしたり、悩んだりして落ち込むことは経営者は労働者の方に比べて比較的多い印象です。
そういった時に信頼のおける相談者がいることで元気を取り戻すことができたり、経営コンサルタントの方であれば解決策を一緒になって考えてくれるでしょう。
独立起業して覚えることも多いと思いますが、販売方法や仕事の流れなどある程度は専門の方から学べたら、成長の時間を縮めることができます。
起業する前に一度考えるべきこと

起業する前に一度考えるべきことは、主に以下の3点です。
- 家族の理解を得る
- 営業への投資にいくら必要かを考える
- 長く付き合えるお客様を得る
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
家族の理解を得る
これは私自身、起業する時に一番重要視したことです。家族の理解がなければ起業した後も仕事に集中できなくなると思っています。独立起業をする前から、ときどき家族に相談するなどして、予告をしておいた方が良いです。独立をする人の割合が全体からすると少ない中、配偶者が起業すると言い出したら家族は衝撃を受けるものです。
はやる気持ちは分かりますが、スタートが大切です。集客のめどが立ってから起業することをおススメします。経営をしていく中で借入を起こすことはありますが、最初は借入金がほとんどゼロで起業できればベストです。
生活を成り立たせるためにも、一定の顧客数を得る必要があります。起業は、その確固たる自信があってから行った方が良いです。
また、生活が成り立たない場合には、会社勤めに復帰することも視野に入れておいた方が良いです。「いつまでに、いくらの年収になっていなければ復職する。」という了解を得ておくことも、家族から理解を得られやすい方法のひとつです。
営業への投資にいくら必要かを考える
起業して最初にやることは営業をして仕事を受注することです。仕事があり、利益が出なければ生活が成り立ちません。以前に勤めていた会社の顧客を奪うことは、私はやらない方が良いと思っています。最初は、飛び込み営業やご紹介、チラシの配布など自分が出来る営業から最初の顧客を獲得していくしかありません。
営業を簡単に考えてはいけません。
営業には、最低限度、名刺とチラシ、ホームページを用意した方が良いでしょう。「ホームページは自分で制作すれば良い」と軽く思っている人が多いですが、そのようなホームページでは、ほとんど集客できません。
長く付き合えるお客様を得る
お客様に価値を提供し続けることができれば、長く付き合えるお客様を得ることができます。
生活を安定させるためには、とても大切なことです。生活が安定すると、自分だけでなく家族にも精神的に余裕が出るので、安心して仕事に集中できます。長く付き合えるお客様を得るためには、お客様に貢献し続けることが大切です。それに加え、コミュニケーション力やお客様に対する感謝の気持ちも大切になります。利益ばかりを見すぎると、長く付き合えるお客様はいなくなります。「利益は後からついてくるものだ」と考えましょう。
自分にできることがわからない、だけど起業を目指すあなたへ

起業したいと思っていても、自分にできることが何なのか分からないという方は多いのではないでしょうか。その方々へ私からアドバイスは、自分が何をしたいと決まっていない中途半端な状態は、起業のタイミングではありません。
もっと、自分はこうしたい、誰かのこんな助けになるビジネスをしたいと明確にやりたいことが見つからなければ起業した後、なんで起業なんてしたんだろうと後悔することになりかねません。
まだ曖昧な考えの方でも今後事業を起こす際のヒントとして、下記の3つを頭の隅に入れておいて欲しいと思います。
- 成長している業界を選ぶ
- 資金をあまり必要としない事業
- 最初は一人で完結する事業
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
成長している業界を選ぶ
さまざまな業種がある中で、成長している業種と衰退している業種があります。起業して成功に近いのは「成長している業界」でしょう。
今、成長している業界であれば、最初のうちは顧客を創り出しやすく、売上高も伸ばしやすい。また、資金調達がしやすいというメリットもあるでしょう。
しかし、その反面同じような考えの方は多く、競合他社が生まれやすいというデメリットもあります。
衰退している業種に、あえてチャレンジしたいと考えている人もいることでしょう。衰退している業種でも起業は可能ですが、市場に対する特別な付加価値を持っていないと厳しいでしょう。成長していない業界であったとしても、これから成長する業界もあります。
資金をあまり必要としない事業
どうしても大きな資金を必要とする事業を始めたいと思う方は、仕方ないのかもしれません。
ですが、初めのうちは何物でもないあなたが仕事を受注していくためにはいかにコストをかけずに経営するかが大切です。
資金をあまり必要としない事業から始めるのをおススメするのは、資金繰りに困って経営が立ち行かなくなるケースが多いからです。
仮に、金融機関からの融資が必要になったとしても金利や返済期間など、交渉を優位に進められるように準備してから行うようにしてください。
最初は一人で完結する事業
人を雇わないといけない商売であれば、売上が立たない中で、人件費や事務所の家賃などの固定費を払い続ける必要があります。一人で完結できる仕事だと、小さく始めることができるので、資金繰りも楽です。
仕事量が増えてきたら、仕事の一部を業務委託で外注するか、従業員を雇い仕事を体系化して振っていくようにします。仕事量が安定するか明確ではない時は、外注を利用することをお勧めします。
まとめ:起業で不安なことがあれば、翔彩サポートまで
経営を上手く進めていくためにはいくつもの注意しなければいけないことが存在します。それを経営者一人で抱えることができるものでしょうか。
一人で抱えきれず、誰かに相談したいと思った時は、ぜひ翔彩サポートまでお気軽にお問い合わせください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。