周囲に流されるなら起業はしない方が良い

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周囲に流されるなら起業はしない方が良い

皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。

『起業を考えているけど、周囲の人に相談しても反対される』

『起業なんてリスクが多いからやめた方が良い』

『起業なんて苦労の連続だから、ろくなことない』

起業をしたいということを周囲の人に話すと、このような反応を受けた方も多いのではないでしょうか。

これまで起業支援に関わってきた私からのメッセージです。

『起業を甘く見ないでください。起業したいと本気で思ったなら相当の覚悟を持ってください。周りの意見に流されるようでは起業後も上手くいかないので起業するべきではありません。』

ここまで強いメッセージを送るのは、起業したいという生半可な気持ちだけで起業して失敗して欲しくないからです。

「起業したい」と家族や人に夢を打ち明けると頭ごなしに否定されることも多いですが、そう言われるのも無理はないでしょう。ほとんどの方が起業する立場にないのですから。

この記事では、起業しない方が良いと言われる理由と起業しない方が良いと言われても気にしなくて良い理由について、起業から経営をサポートする長崎県佐世保市の翔彩サポート、代表の広瀬が解説します。

起業への一歩を踏み出そうと考えている方や一緒に伴走して欲しい方は、ぜひ最後までご覧ください。弊社は、初回の無料カウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください。

周囲の人から起業しない方が良いと言われる理由

周囲の人から起業しない方が良いと言われる理由は、主に以下の5つです。

  1. 金銭的リスクがある
  2. 成功するのは一握りの人間け
  3. 本当は自分もしたくて羨ましい
  4. 安定した生活を捨てるのはもったいない
  5. 失敗後の再就職が難しそう

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

金銭的リスクがある

初期費用やランニングコストがかからず自己資金の範囲内でできるビジネスであればあまり心配いりませんが、店舗をもったり毎月継続してコストが必要な事業の場合、銀行などから融資を受けて始めるケースも多いです。
事業がうまく軌道に乗らず利益が上がらなかった場合でも、起業時に借入したものを返済していかなければなりません。
始める前から「やめとけ」という人の多くはこういったお金に関するリスクを真っ先にイメージする人が多いでしょう。

成功するのは一握りの人間だけ

近年、SNSの加速的な普及によって起業する人の数は年々増えていますが、その反対で起業に対する甘い考えのもと倒産したり自己破産したり人の数も増えています。
起業すること自体はある意味簡単かもしれませんが、何年も事業を継続させることは簡単ではないのです。
世の中に求められるような需要のあるビジネス、画期的なアイディアがなければ生き残るのは難しいでしょう。

本当は自分もしたくて羨ましい

「起業なんてやめとけ」という方の中には、若い頃自分も起業を志したが実行しなかった、自分も今起業したいと思っているが色々な言い訳をして行動にうつせずにいるなど、自身も起業への関心が高いことも多いです。
「起業したいと思ってはいるけど結局会社員のまま生きている」という仲間でいて欲しいのでしょう。
妬み僻みが混ざって、色々と前向きなことを話しても何かにつけてネガティブなことを言われて足を引っ張られる可能性もありますので、こういったタイプだと思った場合はあまり夢を打ち明けないほうがいいかもしれません。

安定した生活を捨てるのはもったいない

会社員として仕事をしていれば、給料という定期的な収入が得られます。通常の企業であれば労働時間や休日は法に則って与えられます。

労働保険や雇用保険での保障も受けられます。仕事でミスをしても、1人にすべて責任が押し付けられることはないでしょう。

起業して事業主となれば、そうはいきません。安定した生活を手放すことなど理解しがたい、という人もいるのです。

失敗後の再就職が難しそう

転職市場では、年齢が高くなるほど採用されるのが難しいのが現実です。

事業に失敗し、会社員に戻りたいと思った場合、再就職先が見つかりにくい可能性もあります。

また、自分自身にとっても、一度自由な働き方を知ってしまうと、会社組織が窮屈になり、長続きしなくなるという恐れもあります。

周囲からこの心配があるのは理解できますが、起業に挑戦する前からご自身で失敗した後のことを考えているようでは起業する段階にないと思ってください。

周囲の人から起業しない方が良いと言われても気にしなくて良い理由

前提として、起業に対する相当な覚悟を持った方は周囲の人の意見を気にする必要はありません。

反対に、相当な覚悟がない方は、まだ起業しない方が良いでしょう。

相当な覚悟を持った方で、周囲の人から起業しない方が良いと言われても気にしなくて良い理由は、主に以下の3つです。

  1. 自分自身の可能性を無くす
  2. 成功した人は世の中に少なくない
  3. 起業をするかどうか決めるのは自分自身

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

自分自身の可能性を無くす

始めてもいないのに失敗などを恐れて諦めることは、起業して成功するという自身の可能性を無くすのと同じです。

起業への思いが断ち切れなかったり、いったんは諦めたのに再燃したりすれば、「あの時起業しておけば」と後悔したり、また同じように悩んだりすることになるでしょう。

やめとけといわれてやめてしまえば、成功の可能性は本当になくなります。

成功した人は世の中に少なくない

成功しないだろうと言われつつ大成功した人は少なくありません。

成功するかしないかは、その一歩を踏み出すことができるかということと、成功させるためにどれだけのチャレンジを続けていけるかです。

自分自身を信じることができるかどうかが重要です。

起業をするかどうか決めるのは自分自身

起業するかどうか、最終的には自分自身が決めることです。
誰かにアドバイスはもらったとしても、自分のことは自分で決めてください。

起業した後は、事業主としてあらゆることを自分で判断、決断しなくてはなりません。人の意見に耳を貸す必要もありますが、根拠のない否定を真に受ける必要はないでしょう。

誰かに言われたからと起業をやめた場合、自分で考えてやめると決めた場合よりも、後悔する可能性が高いです。

起業しない方が良い人の特徴

起業しない方が良い人の特徴は、主に以下の3つです。

  1. 仕事とプライベートを混同したくない
  2. 自分で責任を取る覚悟がない人
  3. 地道な努力ができない人

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

仕事とプライベートを混同したくない

起業すると仕事とプライベートの切り分けが難しくなります。
自分自身が会社の代表であり、営業マンであるため、お客様から求められれば休日だろうと夜中だろうと対応しなければならない場面もあるでしょう。
「休みは絶対に仕事の電話に出ない」「パソコンは開かない」など自分の中でルールを決めてその通りにできればいいのですが、雇われている時と違い自分で起業すると言われなくても仕事のことが気にかかってしまい、休みの時も仕事のことが頭から離れなくなる人もいます。
仕事とプライベートをはっきりと切り分けたい人は起業に向かないかもしれません。

自分で責任を取る覚悟がない人

起業したら全て自分で責任を負わなくてはならなくなります。
一人で事業をする場合はもちろんのこと、誰かを雇い、その社員がミスをした時も責任を取るのは会社のトップである自分です。
今までは重大なミスをしてしまっても会社という組織に守ってもらっていたかもしれませんが、起業となれば自分で責任を取らなければいけません。
その覚悟が持てない人は起業には向かないですし、起業してから苦労します。

地道な努力ができない人

コツコツと地道に努力できない人も起業には不向きでしょう。
一攫千金を夢見て起業する人もいると思いますが、大抵の場合、軌道に乗るまではコツコツと地道に努力をし、小さく実績を積み上げていくしかありません。
事業がうまくいくまでに短くても半年〜長いと数年かかる場合もあります。
長期的な視野を持って継続していく力のない人は数ヶ月で挫折してしまうかもしれません。

起業への覚悟を持ったときに耳を傾けるべき人

起業への覚悟を持ったときに耳を傾けるべき人は、主に以下の3つです。

  1. 自分の家族
  2. 起業の経験がある人
  3. 経営の専門家

具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

自分の家族

家族から起業を反対された場合も、無視して勝手に話を進めるのは得策ではありません。

家族にしてみれば、起業で多忙になることによる健康面、自身の生活への経済的な影響などが心配のタネとなります。業績の良し悪しは、プライベートの生活にも影響を与えます。

家族も不安なはずなので、しっかり話し合って理解してもらいましょう。

特に一人で起業した場合、家族は一番の味方・支えとなってくれる存在です。

家族の協力が必須となるケースも少なくありません。

起業の経験がある人

起業経験がある人の「やめとけ」には、経験からくる明確な理由があるはずです。

その理由は今後のためになる可能性が高く、リスクが回避できるかもしれません。

「なぜそう思うのか」を聞いておくことをおすすめします。

聞いてみて、自分には当てはまらなかったり、すでにそのリスクについて想定・対策済なら、安心して起業準備に入れます。

経営の専門家

経営の専門家が起業を思いとどまらせようとするにも、注意すべき理由があるはずです。

本来、専門家であればアドバイスができるはずですし、顧問契約など自身の利益につながる可能性もあるはずだからです。

知識のある専門家が反対するからには、何かリスクとなる要素がある可能性が高いです。

何が問題なのか、対処法はないのかを聞いてみてください。

翔彩サポートは、同じ起業した存在かつ経営の専門家として、起業に関わるすべてをサポートできます。

気になる方は一度下記リンクよりご相談ください。

まとめ:起業への覚悟を持てた方は、ぜひ翔彩サポートまで

起業は人生を懸けたものになります。

だからこそ、周囲の方は心配もするでしょうし、リスクを冒してほしくない気持ちが芽生えるものでしょう。

軽い気持ちで起業をすると必ず後悔します。起業する際は相当の覚悟を持って臨むようにしてください。

起業前から一緒に経営をサポートして欲しいと思う方は、ぜひ翔彩サポートまでお気軽にご相談ください。

監修者情報

経営コンサルタント         翔彩サポート 代表 広瀬祐樹

【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。

経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。