資金繰り表を知れば、対策が分かる
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
今回は「資金繰り表の重要性」について解説します。
経営において、損益を把握しておくのは必要不可欠です。
しかし、資金にフォーカスした収支把握は意外とできていないこともあるのではないでしょうか。
たとえ利益が出ていても、手元に資金がなければ、会社は倒産することもありえます。
資金の収支や過不足を可視化するために、「資金繰り表」を作成しましょう。
資金繰り表とは?
資金繰り表とは、現金の入金・出金の流れや過不足を把握するための表です。
現金に焦点を当てているという点で、売り上げや仕入れに基づいた損益を把握する損益計算書とは異なります。
損益計算書上での収益や支出は、ときにクレジットカードによる売り上げだったり、買い掛けでの仕入れだったりするため、実際のお金の動きとはタイムラグが生じます。
すると、業績は黒字なのに現金がない、いわゆる「黒字倒産」に陥る可能性があるのです。
こういった事態を防ぐために、資金繰り表について学び、適切に活用することで、現金の過不足を常に把握する必要があります。
資金繰り表作成のメリット
資金繰り表には、過去(実績)を表すものと未来(予定)を表す2種類があります。
2種類の資金繰り表を作成することで、資金繰りが計画通りに進んでいるか確認したり、問題点を解決したりするのに役立ちます。
資金把握は必須。資金繰り表から経営のヒントを得よう
会社の経営改善のためには、基本的な財務諸表だけでなく、現金の出入りもしっかり把握しておくことが大きなポイントです。
資金繰り表からは、現在の状況だけでなく、キャッシュフローに関する未来の課題も多く発見できます。
資金繰り表は、経営者にとってはなくてはならない資料です。
資金繰り表をこれまで作成していなかった方や資金繰り表作成の時間を効率化したい方は、一度ご相談ください。
上記の内容以外にもご不明な点等ございましたら、翔彩サポートまでお気軽にご相談ください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。