SWOT分析を上手く活用するためのポイント
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
今回は『SWOT分析を上手く活用するためのポイント』について解説していきます。
SWOT分析はどんな時にどのように行うものだと思っていますか?
事業や戦略に活かすために、以下のポイントに注意して活用してみてください。
目的の明確化
「なんとなく事業がうまくいっていないから…」など、なんとなくで行っても、なかなか成果は得られません。議論がブレてしまう要因になります。
しっかり目的を明確にし、共有した上で分析や議論をおこないましょう。
前提条件の整理
「分析対象は何か?」「どのような目標を掲げているのか?」「対象の顧客属性は何か?」「競合企業はどこか?」などの前提条件を整理してメンバー間で共有しましょう。
前提が異なってしまえば、それに付随する機会や脅威、強みや弱みは変わってきてしまいます。
認識が曖昧なまま進めても、意味がありません。
広い視野を持つメンバー選び
SWOT分析を行う上で、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)のそれぞれについて、抜け漏れなく洗い出す必要があります。
そのためには、いろいろな視点をもった人が参加して、議論を進めることが理想的です。
経営層、営業、エンジニアなど、分析する目的や対象に合わせてたメンバー選びをしましょう。
メリットとデメリットの理解
世の中のフレームワークに万能なものはありません。
特性やメリット・デメリットを理解した上で活用することが大切です。
SWOT分析のメリットとデメリットは以下のような点です。
SWOT分析のメリット
メリットは、内部環境と外部環境、機会と脅威などの両側面に目を向けることで、客観的に全体の状況を捉えて分析できる点です。
各項目について議論を進めることで、分析対象となった事業などへの理解が深まり、参加者の意思の統一が図りやすい点もあります。
SWOT分析のデメリット
内部環境の各特徴を「強み」と「弱み」のどちらに分類するかは、考え方や分析者によって変わります。
SWOT分析においては判断しづらい要素も必ずどちらかに分類しなければなりません。
上記の内容以外にも一緒にSWOT分析をして欲しい方やSWOT分析について詳しいことや気になることがございましたら、翔彩サポートへお気軽にお問い合わせください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。