経営者になるにはどうしたら良い?
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
『起業して経営者になりたい』
『経営者として会社運営をしてみたい』
『経営者になりたいけど、何から始めたら良いか分からない』
経営者になるにはどうすればいいか、どのような知識や資格が必要なのかはあまり知られていません。それもそのはず、特別な知識や経験、資格がなくても、税務署に開業届を提出すれば今日からでも個人事業主として経営者になることができます。
しかし、経営は一時的に行うものではありません。継続して行うことになるため従業員を雇うなどして組織を率いるためには、経営者として持っておくべき必要な知識があります。
そこでこの記事では、経営者とは何か?経営者になるための方法について、起業から経営をサポートする長崎県佐世保市の翔彩サポート、代表の広瀬が解説します。ぜひ最後までご覧ください。弊社は、初回の無料カウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください。
経営者とはどういう人のことか?

経営者とは、企業の経営方針や経営計画を考え決定し、経営に最終的な責任を持つ人のことを指し、企業によって最高経営責任者(CEO)や社長、代表取締役など、さまざまな役職で呼ばれています。
基本的に経営者の役職は自由に名乗ることができますが、代表取締役は会社法に定義されている、株式会社を代表する権限を有する取締役のことであり「株式会社」以外では使用することはできません。
経営者になるための方法とは?

経営者になるための方法は、主に以下の4つです。
- 自らが起業して経営者になる方法
- 従業員から出世して経営を引き継ぐ方法
- 株主から雇われて経営者の位置に就く方法
- 事業承継を行って経営を引き継ぐ方法
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
自らが起業して経営者になる方法
最もメジャーな方法であり、自力で起業して経営者になる方法です。事業計画を考えたり、起業のための資金を準備したりするなど、起業までの大変さを一から実感しながら自分の思う事業を創り上げていくことができます。会社が軌道に乗るかどうかは自分次第であり、1から作り上げて成長させるという面白味もあります。
自分で立ち上げたものであれば、自分の意思・判断で経営し、会社が大きくなってからも創業者として存在感を示しながら経営に携わって行くことができます。
従業員から出世して経営を引き継ぐ方法
就職もしくは転職した会社で結果を残し、出世してから経営を引き継ぐこともあります。
会社の規模にもよりますが、同族経営でなければ他の社員より技術や知識、業績など突出しているものがなければ経営者に抜擢されることは難しいでしょう。
中小企業であれば、現在の経営者が引退を考え、後継者を探しているタイミングにあるかどうかも影響します。勤めている会社に愛着があり、経営者として会社を維持・成長させていきたいと考えているなら、経営者になる道を模索してもよいでしょう。
株主から雇われて経営者の位置に就く方法
世の中では経営にかかわる人材を募集している企業の求人もあります。そういった求人に応募し、雇われて経営者になるという方法もあります。また、勤めている会社で実績を残せば、他社からのヘッドハンティングで経営ポジションにつける可能性が出てくることもあります。
すでに事業を展開中の会社の経営を任せられるには、相当な実力が求められますので資格や社会人としての実績など、第三者にも明確に能力がわかる「何か」がなければ、この方法で経営者になるのは難しいです。
事業承継を行って経営を引き継ぐ方法
事業承継とは会社の経営権はもちろん、経営理念や社風などを後継者に引き継ぐことです。親族や自社の役員に引き継ぐことが多いですが、近年の後継者不足によりM&Aで第三者に承継されることも増えています。2025年までに経営者が70歳を超える企業は約245万社あり、その約半数は後継者が未定だといいます。
ここにチャンスがあると言えるでしょう。この場合は、M&Aを仲介してくれる専門家に相談してみるのが近道です。
ただしこれも決して簡単ではなく、自分が経営を引き継ぐ者としてふさわしい人物であることを証明する必要が出てきます。
経営者に向いている人とは?

経営者に向いている人は、主に以下の3つです。
- 積極性が高く、行動力のある人
- 周囲の意見に左右されず、客観的な判断ができる人
- 人とのコミュニケーション能力に長けている人
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
積極性が高く、行動力のある人
経営者として活躍している人の多くに、積極性が人よりも高く行動力の高いことが挙げられます。
経営者になりたいと思っても、思っているだけで行動に移さなければ始まりません。これは事業に関しても同じことが言えます。
「あれをしていれば今頃上手くいっていたかもしれない」と後悔の念を抱いても結果が出ることはありません。ここに積極性や行動力を兼ね備えた方であれば迷わず飛び込んでいくでしょう。
その人たちは結果を残すことも難しくありません。失敗やリスクを懸念してなかなか動けずにいるうちに、タイミングを逸す可能性もあります。「失敗は成功のもと」思い、挑戦できる人が経営者として数多く成功しています。
周囲の意見に左右されず、客観的な判断ができる人
経営者は、社会や市場の動向を見定め、今後を予測して事業を進めなければなりません。自分の主観で判断したり、周りの意見に流されたりしていては、判断を誤ることもあります。
経営者には、自分で経営の責任を負う覚悟を持ちつつも、冷静かつ客観的に物事を判断する必要があります。周りの意見に流されず参考にしながら、確固たる信念や適正な判断力とのバランスを取っていくことが重要です。
人とのコミュニケーション能力に長けている人
事業を行っていく人がコミュニケーションが苦手とは言ってられません。
経営者はコミュニケーション能力が高いのも特徴です。「素晴らしい経営者」と言われる人ほど、周りの人から仕事でもプライベートでも慕われていることが多いです。仕事をする上で、取引先やクライアント、ともに働く仲間といった人との関わりは切り離せません。
どんな人脈が仕事に繋がるかもわからないため、初対面の人と適切な関係を築けたり、築いた関係を維持できたりするコミュニケーション能力は大切でしょう。
経営者として成功させるためのポイントとは?

経営者として成功させるのポイントとは、主に以下の4つです。
- 曖昧ではなく、明確な目標を立てる
- 周りに協力してくれる人を増やす
- 時間を上手く使う
- 費用対効果を見極める
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
曖昧ではなく、明確な目標を立てる
「とりあえず稼ぎたい」という曖昧な目標ではなく明確な目標を立てるようにしましょう。
経営者の目標は、会社の軸となり将来を左右します。
「どんな経営者になりたいのか」「どんな事業を行いたいのか」「誰のために貢献していきたいのか」など、目標を明確にしましょう。
また、経営を続ける中でうまくいかなかったり迷ったりすることもあります。明確な目標に基づく経営理念は、進むべき道を決める指標となります。
周りに協力してくれる人を増やす
経営者は全てのことを一人で意思決定していかなければならないため孤独を感じやすいものです。
永続して経営・事業の発展のためにはたくさんの協力者を得ることが必要です。事業や会社、商品やサービスのファンとなってくれるお客様や取引先などはもちろん、経営を応援してくれる仲間、ともに事業を広めてくれる従業員なども大切な協力者です。
自分あるいは自社の得意・不得意を正確に把握し、不得意分野をカバーしてくれる人材を採用・育成したり、社外の協力体制を築いたりするのも経営者の大事な仕事の1つです。
時間を上手く使う
無駄な時間を過ごすことなく、仕事に集中するようにしましょう。長時間ダラダラと仕事をすればよいわけではありません。「何に時間を使うべきか」「使える時間がどれだけあるのか」を明確にし、効率的に進めることが重要です。
自分がやらなくてもいいことは誰かに任せたり、パフォーマンスアップのために休んだりするなど貴重な時間を管理してください。
費用対効果を見極める
費用対効果を見極めずにお金をジャブジャブ使っている経営者はいつか破綻します。
経営を行う上でどこにコストをかけるのか、削れる部分はあるかなどもしっかり見極めて選択しなくてはなりません。これは創業時だけでなく、事業を継続するためにも資金は必須です。
資金繰りは会社にとって重要な事項です。このためにも経理や会計の資格があるとよいのですが、判断が難しい場合には、専門家への相談も視野に入れることをおすすめします。
まとめ:経営者になりたいと思っている方は、翔彩サポートまで
経営者になりたいと思っている時点で、あなたは何かに優れた一人です。
優秀な人だから何でもできる程、経営は甘くありません。ヒト・モノ・カネ・情報すべてを取り扱っていかなければならず、売上を伸ばすだけでは経営は立ち行かなくなります。
経営は一人でしていくものと思わず、本気で相談に乗ってくれるパートナーを見つけることも経営者としては大切になってきます。経営を伴走して欲しいと思う方は、翔彩サポートまでお気軽にお問い合わせください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。