経営をひとりで悩んで、誰かに相談したいと思っているあなたへ
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
『経営で悩んでいるけど相談できる人が身近にいない』
『経営のことはシビアだから本当に信頼して話せる相手が欲しい』
『経営の相談にも乗ってくれて、伴走して経営を支援してくれる人が欲しい』
経営者の悩みが多いのは当たり前です。毎日答えのない問いに対して、自分なりの答えを導き出していかなければいけないのですから。
そこでこの記事では、経営者にとって相談相手が必要な理由について、開業から経営をサポートする長崎県佐世保市の翔彩サポート、代表の広瀬が解説します。ぜひ最後までご覧ください。弊社は、初回の無料カウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください。
経営に悩んだ経営者を伴走型コンサルティングで全力サポート
まずは、こちらの投稿をご覧ください。
下記の投稿は、長年自分の古着屋を持ちたいと思い、起業を志していたアパレルオーナーから開業相談です。
翔彩サポートのコンサルティングの特徴でもある伴走型コンサルティングが実現した開業までのストーリーをご紹介しています。

どんな経営者でも孤独である

基本的に経営者は孤独です。
経営者という立場上、職場の人間とは上司と部下という上下関係があるために、素直な意見を聞くことが難しく、場合によっては査定評価なども影響し、特定の人ばかりに相談をすることで贔屓をしているとみられてしまう場合もあるからという実情もあるかもしれません。
職場の人間は、社内のことはわかっていても、その問題を専門的な知識をもって判断し、解決策を出していくことは難しいと言えます。
経営相談という難しい判断が伴う内容である以上、相談相手はその内容のプロであり、社内の面倒な利害関係などを気にする必要のない専門家に相談をするのが一番良いでしょう。日々、いろいろな決断をしなくてはいけないのが経営者です。難しい決断に直面することもあることでしょう。
しかし、最終判断をする前に他の人の意見を聞きたい、違う視点でも検証してみたいと思うこともあるのではないでしょうか。
経営者が抱えている課題としては「人材の確保・育成」「営業力・販売力の維持強化」「海外販路の開拓」「生産設備増強」など、幅広いテーマがあがります。同じ「人材の確保・育成」でも、「従来通りの方法では採用できなくなってきたが、他に方法はないか」「評価制度を改定したいが何から手を付けるか」など、実際の困り事は多岐にわたることでしょう。
経営者が悩みを抱えてしまう理由
経営者が悩みを抱えてしまう理由は、主に以下の3つです。
- 相談できる相手がいない
- 全てについて知っていると思われている
- 理解してもらえない
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

相談できる相手がいない
決して知り合いが少ないわけではないでしょう。相談相手がいないのには、経営に関する悩みを気軽に話せない
経営者という立場上、周りに弱みを見せられないという理由があります。
経営方針や今後の事業内容などの重要情報は、社外に漏れないようより一層気を遣うでしょう。その結果、悩みを相談できずに、問題を一人で抱えてしまう人も少なくありません。
全てについて知っていると思われている
周りから何でも知っていると思われると、弱みを見せられない経営者も多いのではないでしょうか。
事業に関する専門知識はもちろん、財務や税務など、会社経営に関することは熟知していると思われる場合もあるでしょう。その結果悩みを人に打ち明けられず、自分だけで抱えてしまうのです。
理解してもらえない
相談したとしても、なかなかわかってもらえないことが挙げられます。その理由は、経営者は就業人数全体の約2%しかいないからです。経営者が抱えがちな人やお金の悩みなど、ほとんどの人には関係がないことなのです。相談したとしてもわかってもらえないので、結果として抱え込んでしまうのです。
経営者にとって相談相手が必要な理由

経営者の最大の仕事は、決断して責任をとることです。立場の違う人たちの言葉に耳を傾けて、知恵を集め、最終決断は自分ひとりで行う。中小企業において決断したことの最終責任をとれるのは、経営者だけなのです。自分ひとりの責任において決断するという意味で、経営者は孤独であるといえます。正しいことと正しくないことの選択であれば誰も悩みませんが、経営者であっても正しいかどうかわからないことも多いでしょう。
完璧な人間なんていません。
経営者だから何でもできるというわけではありません。
経営者自身が納得して決断するためには、本当に信頼できる相談相手が必要です。その相手に企業理念であったり、原理原則を説いた本の言葉であったり、アドバイスであったりします。
孤独な経営者だからこそ、悩んだとき、迷ったときに、背中を押してくれるような信頼のおける相談相手が必要なのです。
経営者は悩んだ時にどうしているか?
経営者が悩んだ時には、多くの方は次の3点を行動に起こしています。
- 経営者仲間に相談する
- 外部の専門家へ相談する
- アイディアを書籍などから探す
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。

経営者仲間に相談する
身近な相談相手として一番多いのは、経営者仲間や先輩経営者です。入口としては勉強会や異業種交流会が多いですが、その人脈が人を介して広がり、話す機会が増えていくうちに、次第に身近な相談相手になっていくようです。
置かれた境遇も近い場合が多く、問題意識を共感し合える相手です。
一方では、相手の経験や価値観に基づくアドバイスが多く、業種や経営環境や経営資源の違う他社の事例は、現実的にはあまり役に立たないと言っている社長もいます。
外部の専門家へ相談する
経営をサポートする専門家(弁護士、税理士、社労士、経営コンサルタントなど)の信頼できる方々と顧問契約を結ばれて、各専門分野の事案について随時相談できる体制になっている会社も少なくありません。
一方で、社長が本当に悩む問題は、専門分野に特化したものとは限らず、法務・税務・財務・労務・戦略マーケティング・組織運営など複数の分野が絡んでくることが多いです。、複数の専門家に正確な情報を提供して調整する役割が社内に必要となります。
それが無いために外部専門家を横断的に活用できていない会社も多く見受けられます。
アイディアを書籍などから探す
問題解決を通して自分自身も成長したいという想いが強い社長は、悩んだときには本を探す人も多いです。
本を読むことで、経営の原理原則を学んだり、自分に無かった視点に気付けたり、自分の考え通りでいいんだと勇気が湧いたりします。
しかし、目の前の問題で悩んでいるときに、じっくり本を読むことに集中できるか、個別性の高い問題解決に役立つような情報や気付きを得られるかどうかは疑問です。
経営者は本来、日頃から本を読んで、大事なことは自分の頭の引き出しに入れておいて、いつでも取り出して使えるようにしておくべきです。
誰かに経営相談をする前に経営者自身で整理しておくべきこと

誰かに経営相談をする前に経営者自身で整理しておくべきことは、主に以下の3つです。
- 抱えている問題点を明確にしておく
- 自社の現状を把握しておく
- 財務状態を把握しておく
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
抱えている問題点を明確にしておく
経営相談をするときに大切なのはは、直面している問題点を明らかにしておくことです。問題点がご自身で見えない状態で相談を持ち掛けても、相談された相手側も具体的なアドバイスができません。
ここでのポイントは、直面している問題点を残さずリストアップして、その上で問題解決の優先順位を決めてみましょう。
売上が落ちて業績が悪化し、資金繰りが破綻しそうな場合、業績改善を第一の優先課題とするか、または資金繰り改善を第一の優先課題とするかを決める必要があります。資金繰り改善を第一の優先課題とする場合、経営相談の相手は財務や資金繰り管理に精通した専門家になるでしょう。
自社の現状を把握しておく
自社が置かれている現状を把握しておくことも大切です。
既存製品の売上が落ちて業績が悪化し、資金繰りが破綻しそうであるといった場合、まずは応急手当として資金繰りに余裕を持たせてから、売上が落ちている原因を正しく把握する必要があります。当該製品の市場シェアと推移、競合製品の状況、市場全体の推移、顧客の属性といったデータを把握し、経営相談する相手と共有できるようにしておくことも必要でしょう。
また、経営相談をする前にSWOT分析などを実施しておくことも有効になります。
財務状態を把握しておく
資金繰りの状態も把握しておきましょう。
会社経営の問題の多くは、資金繰りの悪化であり、多くの企業は資金繰りがうまくいかなくなることで経営が破綻します。よって、経営相談をする上では、会社の資金繰りの状況を把握し、相談相手と共有する必要があります。資金繰りが厳しい会社の場合は、日繰りベースで資金繰りを把握し、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)を確認する必要があります。
まとめ:ひとりで悩んでいる経営者は、伴走型コンサルティングが特徴の翔彩サポートまで
起業したばかりの方や起業前の方、経営に悩んでいる経営者の方にとって本気で相談できる相手というのは貴重な存在だと思っています。
今、身近にそういう方がいなくて今後の経営を不安視している方は、ぜひ一度翔彩サポートまでお気軽にお問い合わせください。
あなたの経営の右腕として、伴走します。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。