起業して成功を手に入れたいなら、簡単に諦めることを辞める
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
『毎月金融機関への返済が厳しく、一日も早く楽になりたい』
『現状を打破しないといけないのは分かっているのに何をしていいか分からず、もう行動するにも限界を感じている』
『もう頑張る気力がなく、諦めようと考えている』
『もう破産するしか道が無い』
中小企業や個人事業主、フリーランスにとって、コロナ禍が過ぎた今でも本当に厳しい経営環境になってきたと感じています。これだけ厳しい経営環境になってくれば業績を向上、維持することは本当に大変なことです。
上記の悲痛な思いをされている方が多くいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、経営者の現実や経営者が経営を諦めてしまう理由などについて、開業から経営をサポートする長崎県佐世保市の翔彩サポート、代表の広瀬が解説します。ぜひ最後までご覧ください。弊社は、初回の無料カウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください。
知っておくべき経営者の現実

まずは、知っておくべき経営者の現実を以下の2つをみて確認しておきましょう。
- 起業家や経営者がメンタルで落ちることは誰にでもある
- 起業家や経営者がメンタルで落ちてしまう理由
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
起業家や経営者がメンタルで落ちることは誰にでもある
起業家や経営者がメンタルで落ち込んでしまうのは、決して珍しいことではありません。
クライアントのため、必死に仕事をしている人であればあるほど、人前では語られることは少ないでしょう。多くの経営者には「実は、あの時はうつ病だったかもしれない」という時期があるものです。その時のあなたが身体や精神面が弱いからということではありません。
起業家や経営者という生き方を選ぶ以上、自分あるいは仲間をケアする観点で「メンタルヘルス」の問題と向き合うタイミングは必ずやってきます。あなたにとっては、今がそのタイミングだということです。
起業家や経営者がメンタルで落ちてしまう理由
起業家や経営者がメンタルで落ちてしまう理由は一つというわけではありません。従業員を守らないといけない責任感や資金調達が間に合わない事への不安感、不確実性が多い中で経営していくことへの不安感などさまざまです。
実現可能だと思った理想のシナリオからの格差が大きくなってしまい、「周りの人に迷惑をかけてしまう恐れ」「信頼を失ってしまうことへの不安」「人が去っていく悲しみ」などが相俟って、責任感を持っている人であればあるほど、ストレスが大きくなっていきます。
起業家や経営者がメンタルで落ちてしまうことは人間なので誰にだってそうなってしまう可能性はあります。経営者がそのような状態に陥っている状況であったとしても、経営を簡単に諦めてはいけません。
諦める決断するときに一度自分自身に問いただしてほしいことがあります。
『諦めて後悔しないほど、努力しましたか?』
経営者が経営を諦めてしまう理由
経営者が経営を諦めてしまう理由は、主に下記の3つです。
- 業績が厳しい
- 従業員の確保が困難
- 技能等の引継ぎが困難
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
業績が厳しい
業績の厳しさから事業の存続が難しく、諦める方は多いでしょう。
特に、業界全体において大きな変革がある際には、その変革についていけない企業は業績が低迷し、今後の見通しが立たなくなります。業績が悪化の理由は一つではありませんし、外部要因が大きい場合には自社でコントロールできる部分は少なくなります。このような状況では、経営を辞めると考える経営者もいるでしょう。
また、一時的に業績が厳しい、もしくは現在は業績が悪くなくても将来的には経営が傾く可能性が大きいという場合もこの理由の一つです。
従業員の確保が困難
従業員不足問題は、業界問わずどの業種でも悩んでいる会社が多いです。近年、日本は深刻な人手不足に陥っているといわれており、後継者のみならず従業員も不足している企業が多くあります。
従業員が十分に確保できなければ、会社の日々のオペレーションに課題が残り、会社の事業活動を維持することはできなくなります。その結果、廃業を選ぶ企業も出てくるのです。
技能等の引継ぎが困難
専門的な業種になればなるほど、スキルやノウハウを引き継ぐことが難しいというケースもあるでしょう。
職人技などの特別なスキルが必要となる仕事が考えられます。たとえ候補者がいたとしても、技術を引き継ぐには多くの時間と労力が必要とされます。現実的には約10年計画での引き継ぎを考えなければいけません。このような場合は、現経営者の代で廃業を考えることもあるでしょう。
上記3つのような理由で経営を諦めたくなっている方は多いのかもしれませんが、もう一度問いただします。
このような状況を打破するために『諦めて後悔しないほど、努力しましたか?』
もしその答えが『はい』なら何も言うことはありませんが、はっきりそう答えられないのであれば、諦めるにはまだ早いでしょう。
経営者が諦めたらそれまでです。
経営を諦めてしまうことのデメリット

経営を諦めてしまうことのデメリットは、主に下記の2つです。
- 築き上げた事業が終了する
- 取引先の連続廃業のリスク
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
築き上げた事業が終了する
これは倒産したときと同様ですが、廃業の場合企業活動そのものが終了します。基本的に企業活動が再開される見込みはありません。その他、会社の資産整理や登記手続きに費用が発生すること、経営者の社会的印象に影響が出ることなども考えられます。
取引先の連続廃業のリスク
債務の返済さえ完了すれば、取引先への影響は全くない、というわけではありません。廃業する会社に製品や商品の主要な仕入れ先があった場合、その仕入れ先の会社はその分の売上げが減少することになります。相互間の関係が深ければ深いほど減少する売上げの割合は大きくなるのです。
その結果、その仕入れ先や販売先までもが倒産し、連鎖的にいくつかの企業が次々と倒産することも可能性としてはあり得ます。反対に、廃業する会社が主要な仕入れ先であった場合も、その仕入れをしていた側の会社が新しい仕入れ先を探す必要がありますから、そういった点でも迷惑がかかると言えます。
経営を成功したいなら、諦めないことが必須
経営者は、日々色んなことに追われながら生きています。前述した理由の通り、その中でも経営を諦めてしまう方も大勢いらっしゃいます。ただし、起業して経営を成功させたいのであれば、やるべきことは諦めずに行動し続けるしかありません。
例えば、人材不足という問題に対してあなたの会社ではどこまでの行動をして、どれほどの改善を重ねたのか質問させてください。
よく聞くのが「求人サイトに募集をかけ続けています」という答えです。人材不足が続いていて解消されていないのであれば、その他の行動を起こしていないのはなぜでしょうか。
行動し続けていても改善しながら行動しなければ結果が変わることはないでしょう。
果たして、この状況で『諦めて後悔しないほど、努力しましたか?』の問いに、『はい』と答えられるでしょうか。
人材不足だけに限らず、ご自身の経営で抱える色んな問題に対して今一度、ご自身で振り返ってみてください。
一人で行動し続けることが難しいと感じる方は、一度、翔彩サポートまでご相談ください。必ず、あなたの経営の右腕となり改善への道をともに歩んでいきます。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。