起業したいと思っている方へ、起業で躓かないための秘訣
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
『起業したいと思っているだけで、実際に何を行動したらよいか分からない』
『起業で失敗する人の傾向があるなら知りたい』
『起業するときに気を付けないといけないことを知りたい』
SNSの普及により、若手起業家が事業を立ち上げて成功している姿を目にする機会が増えてきました。その姿を見て自分も起業したいと考える方もいることでしょう。
しかし、無作為に十分な起業計画も立てずに起業すると、失敗するケースも少なくありません。
起業して経営を継続させることは決して簡単なことではないことを心に刻んで欲しいと思います。
この記事では、起業して失敗してしまう傾向や成功している方の特徴について、起業から経営をサポートする長崎県佐世保市の翔彩サポート、代表の広瀬が解説します。
これから起業したいと考えている方やすでに経営していてこれからどのように経営をしていけば良いか悩んでいる方も、ぜひ最後までご覧ください。弊社は、初回の無料カウンセリングを実施していますので、お気軽にご相談ください。
起業を目指す人が増えている理由

起業を目指す人が増えている理由は、主に以下の4つです。
- 終身雇用制度の崩壊
- 起業のハードルが低い
- 簡単にビジネスをはじめられる環境
- 起業家支援の推進
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
終身雇用制度の崩壊
これまでは、ほとんどの企業が一度就職したら定年までは安泰という終身雇用制度を採用していました。
しかし、成果主義の導入や人材流動化などが定着したことによって、いまや崩壊しつつあります。
サラリーマンをやっていても働き続けられる保証はなく、同じ会社に長くしがみついているよりは、体力や気力が充実している若いうちに起業にチャレンジした方が良いと考える若者が増えていることが理由のひとつです。
起業のハードルが低い
かなり前のことにはなりますが、平成18年に施行された会社法改正によって、会社を設立するための要件が大幅に緩和されたことも要因の1つと考えられます。
改正前までは、法人設立のための資本金が最低でも300万円必要(有限会社設立の場合)でしたが、改正後は資本金1円でも法人設立できるようになりました。
また、会社設立はしなくとも個人事業主として事業を始める方も多くなりました。会社設立よりも起業のハードルが低く、中には副業から始めて軌道に乗ってきたらそれを本業として生活をしていくなど自分の生活スタイルに合わせた働き方が増えてきたことも大きな要因です。
簡単にビジネスをはじめられる環境
現在はインターネットの普及により、スマートフォンやパソコンから欲しい情報が簡単に手に入る時代です。
起業に必要な情報やノウハウなども、インターネットである程度入手できるようになりました。
また、アマゾンや楽天市場のようなECモールをはじめとしたネットショッピングが普及したことにより、店舗を持たず費用を掛けずに誰でも気軽に商売を始められる環境が整えられています。
さらには、zoomなどのオンラインコミュニケーションの手段が普及したことで、現地に赴かなくても商談や打ち合わせができるようになりました。
起業家支援の推進
政府による起業家支援も大きな要因の1つです。
国は「スタートアップ支援策」と称して、起業を目指す人などに対し助成金や補助金制度、特例の融資制度など、さまざまな支援策を設けています。
また、商工会議所や商工会、税理士・会計士や、社会保険労務士、弁護士、銀行や信用金庫といった金融機関などの中から、小規模事業者や中小企業の経営のアドバイスについて一定以上のレベルを持つ「認定支援機関」を認定しています。
起業して失敗してしまう傾向

せっかく起業しても失敗してしまう傾向があります。その傾向は、主に以下の4つです。
- 起業の目的が不明確
- 事業計画をしっかり立てていない
- 挫折やリスクに対抗できない
- わがままなビジネス発想
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
起業の目的が不明確
テレビやインターネット上には、成功した若手企業家がたくさん出ています。
そういった場面では苦労した点や工夫した点ではなくうまく言った部分にフォーカスされるため、簡単に成功できるように思えてしまい、だったら自分にもできるはず、と思いこんでしまいます。
起業は、あくまで手段であって、事業自体に何らかの目的がなくてはなりません。ただお金を稼ぐことが起業の目的であれば、経営は長続きしないでしょう。
何のために起業をするのかが明確でなければ、ビジネスの方向性が定まらず、事業を継続させていくためのモチベーションも生まれないため必ずと言っていいほど失敗してしまいます。
起業はあくまで手段であり、その先のビジョンや目的をしっかりしていなければ事業の軸が定まらずビジネスを継続させることが難しいでしょう。
事業計画をしっかり立てていない
事業は支出と収入を絶えず繰り返しながら行われていきます。毎年、収支のバランスをコントロールするために重要な役割を担うのが事業計画と資金繰りです。
事業計画がしっかりと立てられていなければ、どの程度の収益がいつ頃発生するのかといった収入の根拠が不明確となり、収入に対し支出が大きく上回り、最悪の場合には資金ショートを起こします。
どんぶり勘定の事業では失敗する可能性が高いです。
挫折やリスクに対抗できない
事業を行っていれば、想定外のさまざまな問題やリスクに直面することも当たり前のように起こります。
起業家には、そんな時も諦めず、問題に対して正面から向き合い「どんな困難でもなんとか解決する」という強い信念が必要です。
少しくらいの挫折やリスクで心が折れてしまうような精神力では、事業を長続きさせることは難しいでしょう。
わがままなビジネス発想
自分がやりたいこと、やれることだけに目を向けて始めた場合にも、ビジネスは失敗しがちです。
起業は自分がやりたいことを始めたいという想いから始める方も多いですが、市場からのニーズに応えることができなければ、自然と消えていきます。
ビジネスは、言うまでもなく商品やサービスを生み出す側と、それにお金を払ってくれる消費者の側がいて初めて成立するものです。
いくら優れた商品でも、利用者側が使いやすいもの、真のニーズを満たしているものでなければ、継続して利益を上げることは難しいでしょう。
若くても成功を掴む起業家の特徴

若くても成功を掴む起業家の特徴は、主に以下の4つです。
- ずば抜けた行動力
- 情報分析力と決断力
- 積極的に勉強している
- 柔軟な対応
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
ずば抜けた行動力
成功する起業家には、行動力やフットワークの軽さが不可欠です。
事業を成功させるためには、しっかりと計画を立てることも必要ですが、頭に描いたことをすぐに実行に移す行動力がなければ事業のチャンスを失ってしまいます。
先に質を求めるのではなく、実績が無ければ行動量を増やすしかありません。
情報分析力と決断力
成功する起業家の多くは、優れた情報分析力と決断力を持っています。
ビジネスを成功させる上で、そのビジネスにどの程度勝算があるのか、どのような事業リスクが潜んでいるのかを把握するためにマーケットや事業動向の分析は欠かせません。
また、事業を継続しているとさまざまな岐路に立たされますが、想定されるリスクを考慮しながら事業の方向性を躊躇なく決められる決断力も事業成功の鍵となるでしょう。
自分自身が分析力がないのであれば、他者を頼るのも一つの手です。最終的な決断さえ経営者が行えれば問題ありません。
積極的に勉強している
若手起業家に限ったことではありませんが、ビジネスで成功する人の多くは、現状の知識や技術・スキルに満足せず、常にアップデートしていこうとする高い向上心を持っています。
ビジネスの環境は常に変化し、必要とされる知識や経験もより高度になっていきます。
常に最新の情報などを取得しその時代に見合った商品やサービスを提供していける力が事業成功のためには必要と言えるでしょう。
勉強をしないということは、自らの事業の質が上がらないことになりますので、常に勉強に励み磨きをかけていきましょう。
柔軟な対応
社会環境や市場動向の変化などによって、サービスや商品が思うように売れない、新商品に押される、といったさまざまな課題に直面するケースが想定されます。
事業には、環境変化に合わせた見直しや時期変更など、状況に応じた臨機応変な対応が必要です。柔軟に対応するには、情報収集や方向転換の準備など、あらゆる先回りの行動が必須です。
経営は一筋縄ではいきません。事業計画通りにいかない事の方が多いです。そんなときこそ、柔軟に現状を打破するために変化させていくことも必要です。
起業を成功させるために必要なこと

起業を成功させるために必要なことは、主に以下の4つです。
- 起業する目的を徹底的に追求
- しっかりとした事業計画書の作成
- 支援制度・融資制度の活用
- 翔彩サポートの起業家伴走支援を利用する
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
起業する目的を徹底的に追求
起業を成功させるためには起業する目的を明確にすることが極めて重要です。
起業目的を明確化する作業は徹底的に行いましょう。
一人で起業する場合には迷いが出てくるおそれもあります。
一人起業の場合であっても、翔彩サポートにご相談いただければ親身になって伴走します。
しっかりとした事業計画書の作成
事業を正しい方向に導くために、事業計画書は念入りに作成しましょう。
事業計画書は、事業の方向性を定めるだけではなく、外部からの融資を受ける場合にも必須の書類です。
事業計画書の作り方も、数値に根拠を持たせるようにビジョンや事業内容、売上計画などを明確に記載します。
特に融資を受ける場合には、融資審査の担当者に事業内容を理解してもらい融資する価値のあるビジネスであると認めてもらう必要があります。
経営者として想いが伝わるように分かりやすくまとめることが重要です。
支援制度・融資制度の活用
自身の事業経営をアシストしてくれる支援制度や融資制度を調べておきましょう。
とある地域では、で創業予定の個人などに対して、賃借料、広告費、従業員人件費等、創業初期に必要な経費の一部を助成する取り組みを行っています。
翔彩サポートの起業家伴走支援を利用する
事業計画書の作成や金融機関への借入交渉は、専門家の力も積極的に活用した方が良いです。
一人で起業の準備を進めることも可能ではありますが、創業融資を勝ち取るためには事業計画書の中身が重要であり、勘所を抑えた事業計画書を作成するためには、翔彩サポートの起業家伴走支援を受けた方が有利です。
まとめ:起業したいと思ったら、翔彩サポートまで
起業の目的や事業計画、資金計画などを入念に検討し、起業に向けた事前準備をしっかり行うことがビジネスを成功させるために重要です。
一人で起業することが不安に感じている方は、ぜひ翔彩サポートまでお気軽にご相談ください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。