経営者になるなら覚悟を持て
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
今回は「経営者になる時に持つべき覚悟」について解説します。今、経営者でない人でも「将来経営者になって大きな夢をつかみたい」と考えている人もいるでしょう。
しかし、経営者になることは簡単なことであってもその後の大変さを知らずに起業する人が多いのも現状です。常に順風満帆にいくわけではないので、落ち目になってしまった時に心が折れないように、今のうちから準備をしておくことが大切です。
なぜ、経営者になりたいのか?
その仕事をする上で、どこかの会社に勤めてサラリーマンとして仕事をするダメな理由はなんでしょうか?
ただ単に、お金持ちになりたいからという理由で起業するのも良いですが、最終目的がお金ならいつか壁にぶち当たる事でしょう。
“経営者”と言われれば聞こえはいいですが、経営者になるということは、あらゆるリスクを負う覚悟と会社を永続させるための弛まぬ努力が常時必要であるということを、知っておくべきです。経営者というものをしっかりと理解したうえで明確なビジョンを持っているのであれば、ぜひ経営者となって大いに活躍して欲しいと思います。
経営者は責任やプレッシャーが大きい分だけ、やれることや出来ることも自ずと増えます。
自らが起業して経営者としてその仕事をしたい理由は必ず明確にしておきましょう。
経営者になるための準備
経営者になるなら事前の準備や気持ち的に強くなっていた方がプラスに働きます。
日々、勉強し真面目であれ
とにかく勤勉で真面目であることが大切です。
それもそのはず、なにごとも適当にやってうまくいくほど経営者は甘くはありません。会社の永続性を確立することこそが本質的役割であり、そこには金融や経営、人材育成にマーケティングなど、さまざまな領域において学ぶことが必要不可欠です。
こうした学びも自ら積極的に取り組み、さまざまな知識を吸収すべく努力を怠ってはいけません。
常に前向きでポジティブ思考であれ
経営は良いときもあれば悪いときもある。物事うまく進むときもあれば、思うように進まず辛らく苦しいときもあります。むしろ悪いときの方が多いくらいです。辛く苦しいとき、いかにポジティブ思考で物事を捉えられるかは非常に重要です。
幾度もなく訪れる大事な局面で決断を迫られ、より良い方向へと進んでいけるよう舵を切り続けていくことが経営者には必要です。普段から明るく物事を楽観視できるくらいの強いメンタルを持っていること、モチベーションだけに頼らない行動力を持つことをしないと、到底務まるものではありません。
変化にも素早く対応できる柔軟性を持て
世の中の流れをただ見ているだけではなく、小さな変化でも気づくことができ、素早く柔軟に対応できる適応力を鍛えましょう。
「こうと決めたら絶対に曲げない、曲げたくない」確かに会社経営を行うには重要ですが、取り組んでいることが間違っていた場合でも見向きもせず、自分の考えを貫き通してしまう頑固さは捨てましょう。需要と供給を無視していることになりますから。
変化のスピードが著しく速い現代社会において、変化に応じて対応できる柔軟性は必須です。
すぐに結果を求めるクセをやめろ
経営は結果がすべて。たしかにその通りです。
しかし、すぐに結果が出るものと思うのはやめましょう。結果を出すためには血の滲むような努力とそれを生み出す自らのアイディア、そして行動量がないといけません。とりあえず何かやってます、とりあえずこれやってみました、くらいでは結果は出ないと思ってください。
経営はそんなに簡単ではありません。経営者というもの”なにごとにも耐え抜く”強い忍耐力は不可欠です。
サラリーマンとは違い、すべて自分の意思決定によって事業は進み、その責任もすべて自分であるということを忘れないようにしてください。時として「思い通りに事が進まない」「失敗して投げ出したくなる」ときには、仕事を振っている周囲のせいにしがちですが、その仕事を振ると決断したのは経営者あなた自身です。
その苦しさに耐え、打ち勝つ忍耐力は経営者にあって損はないでしょう。
そもそも、ビジネスにおいて「これをやれば正解」といった決まったルールはありません。試行錯誤しながら正解を見つけ出し、ようやく結果としてあらわれるのです。
考えついたアイディアは行動しろ
思い立ったら即行動。簡単なように思えてこれができる人は少ないように思います。
良いアイディアが浮かんだとしても、でも上手くいくのかな?それを実行した時に周りにどう思われるかな?など不安やリスクを懸念するあまり、行動できないケースが多いです。何か良いビジネスモデルを思いついたとしても、思っているだけでは何も始まりません。失敗を恐れず”まずはやってみる”この行動力が何よりも大切なのです。
ただし、行動力といっても闇雲に突っ走るということではありません。実行に移すまでの下準備(市場のリサーチや分析など)も含まれています。
決断力を持て
ものごとを適切に判断し迅速に決断する。この「判断」と「決断」は、経営者として持っておかなければならない不可欠要素のひとつです。そもそもビジネスというものは、大小に関わらず判断と決断の繰り返しです。会社の成長を左右する重要な事柄を幾度もなく判断し、そして決断していかなければなりません。
決断を後回しにしているようではライバルに打ち勝つことなんてできません。自分の意志をしっかりと持ち、状況に応じた判断と決断ができる経営者になりましょう。
まとめ
すでに経営している人でも、これから起業を目指す方であっても大切な考え方です。
上記以外にもご不明な点等ございましたら、翔彩サポートまでお気軽にご相談ください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。