【歯科医院】開業から5年、停滞していた収入が年間1,000万円UP
福岡県にある歯科医院(チェア台数5台)の実績をご紹介します。
開業から3年間、右肩上がりに収入を伸ばすことができていましたが、一定時期を過ぎたあたりから新患数・レセプト数がともに落ち着きはじめました。
チェア5台としての収入は低くはないものの、院長として現状に満足できていませんでした。
弊社のコンサルティングサービスの中でも経営数値分析に興味を持っていただき、経営数値から見える医院の問題点と医院のリソースを加味して、チェア5台のままで収入UPができないかについてご相談をいただきました。
コンサルティング導入前実績

コンサルティング開始前の収入は、年間収入7,800万円(保険収入:6,700万円、自費収入:1,100万円)でした。
経営数値を分析して感じたのは、保険収入・自費収入ともに増収の希望があるということでした。
特に、保険収入に関しては「1回の診療単価」を意識してもらうことですぐに改善することができると判断し、第一段階としてそこにメスを入れることにしました。
コンサルティング導入後実績

結果として、年間収入が8,980万円(保険収入:7,670万円、自費収入:1,310万円)と1,180万円の増収となりました。
支援内容
- 毎月1回の定期打ち合わせ
- 収入全体に関する経営数値分析
- 事業計画書および資金繰り表の作成
コンサルティングに入る前に医院の現状を知っていただくことから始めました。
過去3年分のレセプト集計表と医院独自で付けていた収入に関するデータをもとに収入をより詳細に分析し、今手を付けるべきポイントを洗い出し、院長と共有しました。
収入分析から見えた問題点
- 医院のスタッフ数などを考慮した上で1日の来院人数に余力はあるものの、1回あたりの診療単価が低い
- 医院規模に対して新規流入数は十分な数値であるが、レセプト人数(特にメンテナンス患者)が伸びていない
※収入分析から見えた問題点は他にもあるが割愛する。
毎月の定期打ち合わせを行うことで現状の共有を行うことだけではなく、改善に向けた取り組むことを着実に進めていくことが結果に繋がった。
今後の展望
新患数は十分な流入が見られるが、来院動機として付加価値の高い治療を求めて来院する患者割合は少ない。
これまでと同じように新患を集めるだけでは、今後の増収のカギとなる自費収入の伸びに時間が掛かってしまうことが予測されるため、医院のホームページやSNSを使って医院の得意とする分野を認知してもらえる取り組みを行う。
費用
サービス内容 | 金額 |
経営(役員)会議 | 110,000円(税込) |