売上を上げる行動とは?
皆さんこんにちは 長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社 翔彩サポートです。
今回は、「売上を上げる行動」について解説します。
売上を上げるための3つの要素
諸説あると思いますが、
売上は「集客数」「成約率」「客単価」の3つの要素から成り立っており、次の計算式から売上を把握できます。
売上 = 集客数 × 成約率(成約数÷集客数) × 客単価(売上÷成約数)
集客数
集客数とは、実店舗においては、その店舗を訪れた人数の合計を指します。
オンラインショップを運営している場合は、自社サイトの訪問者数が集客数にあたります。
いずれにしても「訪問した人数」を指しており「購入した人数」ではありません。
成約率
成約率とは、店舗に訪れた人数のうち、購入や契約に至った比率のことです。
成約率は「成約数÷集客数」で算出できます。
客単価
客単価とは「売上÷成約数」で算出できる、1人あたりの単価のことです。
これらの3つの要素をバランスよく高めていくことによって売上向上に繋がります。
売上を上げる意識
売上を上げる意識は、主に以下の4つです。
- 新規顧客の獲得
- 既存顧客の離脱防止
- リピート率の向上
- 顧客単価を上げる
具体的な内容については、以下で詳しくご説明します。
新規顧客の獲得
まず、売上を上げるためには、新しい顧客を獲得することが大切です。
売上アップのためには、前述した3つの要素を高めていかなければなりません。
要素のひとつの「集客数」を増やせば、新しい顧客を獲得できるので、おのずと売上が上がります。
既存顧客の離脱防止
新しい顧客を獲得することと同じくらい、既存顧客を離さないことも売上アップに重要です。
既存顧客へのフォローやアプローチが不十分な場合は、せっかく獲得できた顧客を一度きりで逃してしまうことも考えられます。新しい顧客が増えても、既存顧客が減ると売上は上がりません。
そのため、お店のファンになってもらうような、既存顧客を離さないための対策が必要です。
リピート率の向上
売上を上げるためには、既存顧客のリピート率を高めることも大切です。
例えば、月に1回来店している顧客が、月に4回来店して買い物するようになると、その顧客の売上は4倍になります。また、リピーターは、知り合いにお店を紹介してくれたり、1回の売上単価が高かったりする傾向にあるので、売上アップの重要なカギと言えるでしょう。
売上アップのためには、顧客の来店回数をいかに増やしてリピーターを獲得していくかに目を向ける必要があります。
顧客単価を上げる
顧客1人あたりの売上単価を上げて、売上アップを図ることも大切です。
商品の単価は、その商品の販売状況を分析したり、競合他社と比較したりすることによって常に見直さなければなりません。売れ行きが好調な商品ならば、単価を上げることを検討しても良いでしょう。ただし、単価を下げて販売個数を増やした方が、売上が上がる場合もあります。商品を販売する上で、売上アップに最も適した価格を設定することが重要です。
とはいえ、原材料費の高騰等の納得できる理由がない限り「値上げ」は顧客にマイナスの印象を与えかねないので、慎重に行った方が良いでしょう。
上記の内容以外にもご不明な点等ございましたら、翔彩サポートまでお気軽にご相談ください。
監修者情報

経営コンサルタント 翔彩サポート 代表 広瀬祐樹
【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。
経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。