個人の確定申告書における用語の意味

皆さんこんにちは　長崎県佐世保市にある経営コンサルティング会社　翔彩サポートです。

今回は『個人の確定申告書における用語の意味』について解説していきます。

法人の経営者や個人事業主の方は、確定申告を行う方が多いはずです。

毎年、税理士に委託していて申告書を仕上げて申告してもらうのは良いことではありますが、確定申告書の中身についてキチンと把握できていますか？

一度、ご自身の確定申告と照らし合わせてみてください。

事業（農業、漁業、自営業、個人経営の医師、不動産賃貸等）などの場合、いわゆる「売上金額」が、そのまま収入金額となります。
会社等に勤務されている方で、給与や賞与等を受け取られている方の場合は、「手取り額」ではなく、源泉徴収税額や特別徴収税額や社会保険料などが天引き(※1)される前の額となります。

つまり、「年収（年商）」を意味します。

事業（農業、漁業、自営業、個人経営の医師、不動産賃貸等）などの場合、収入金額から必要経費を差し引いた額が所得金額となります。式で表すと次の通りです。

所得金額＝収入金額－必要経費

一方、会社等に勤務されている方の場合、実際の必要経費ではなく、給与収入金額に応じて「給与所得控除額」が定められていて、これを差し引いた額が給与所得金額となります。

税額の計算過程において、医療費の支出や扶養親族の状況など、納税者一人ひとりの事情に応じた税負担を求めるために所得金額から差し引くことのできる金額です。

「税金がかけられる所得」です。

確定申告における課税所得とは、「所得税を算出するための金額」と考えましょう。

上記の内容以外にも個人の確定申告書における用語の意味について詳しいことや気になることがございましたら、翔彩サポートへお気軽にお問い合わせください。

監修者情報

【経営分析×経営アドバイス×財務管理】による永続的に繁栄する経営体制を支援。

経営について悩んでいることがあれば、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。